ストニアーズ・リザーブ・ピノ・ノワール[2003] | 神の雫.ワイン情報

ストニアーズ・リザーブ・ピノ・ノワール[2003]

ワイン王国掲載おすすめ豪州PNストニアーズ・リザーブ・ピノ・ノワール[2003]
ワイン王国掲載おすすめ豪州PN
ストニアーズ・リザーブ・ピノ・ノワール[2003]


~女性醸造家が造る上品かつ洗練されたワイン~

『ストニアーズ』は、メルボルンの出版業界で成功をおさめた、ブライアン・ストニアーが設立したワイナリーです。
モーニングトン地区でも早い時期にブドウを栽培し始めたためデータが無く、 栽培方法、品種、仕立て方も手探り状態のスタートとなりました。 穏やかな海洋性気候は夏に雨をもたらしますが、深い沖積土壌の畑は必要以上に水分を蓄え、ブドウの樹勢を助長し果実よりも葉や枝に栄養が回ってしまいます。
剪定を厳しくし、トレーニング方法をいろいろと試みた結果、現在採用しているライアー方式に落ち着きました。ストニアーズの特徴は、品質の高いブドウと繊細な醸造技術です。

モーニングトン半島は、いわゆる寒冷地の気候ですが、半島であることから風の影響も大きく受けます。特に開花時期の強風は結実を妨げ、収穫量を減少させてしまいます。そのような中でのブドウ栽培は容易ではありませんが、品質的には優れたものが出来ます。ワインは涼しい地方の特徴を示し、エレガントで控えめではありますが、ボディがしっかりした上品な風味を持っています。一つの風味やアロマが 突出することなく、バランス良く複雑で力のあるのが特徴です。

『リザーヴ・シリーズ』はしばしばオーストラリアのトップ・プレミアム・ワインとして、国内外ワイン誌やワイン・ショーで高い評価を受けています。
ワインメーカー"ジェラルディーヌ・マクフォール"は将来が期待される女性醸造家。チャールズ・スタート大学で醸造を学び、1995年からストニアージでパート・タイムで働きはじめました。
当時の醸造家トッド・デクスターのもとでワインへの情熱が膨らみ、1997年からはフルタイムの醸造家に。2004年からデクスターの後を受け醸造責任者に就任しています。
モーニングトン半島で最も古いブドウ畑の一つをもつ『ストニアーズ』で、上品で洗練されたワインを造り続けることが現在の彼女の目標といいます。

Stonier's Reserve Pinot Noir[2003]
産地 ヴィクトリア州/モーニングトン半島
使用品種 ピノ・ノワール
スタイル 赤/辛口、ボディ:中口
Alc度数 13.5%
容量 750ml
メディア評価 The Australian Wine Annual:94点
この仕上がりの良さがワイン王国の目に止まり、今回のオーストラリアワインおすすめ10本の1つに選ばれたわけです。