ロベルト・ヴォエルツィオ ドルチェット・ダルバ・プリアヴィーノ[2004] | 神の雫.ワイン情報

ロベルト・ヴォエルツィオ ドルチェット・ダルバ・プリアヴィーノ[2004]

なんと3年ぶりリリース!少しは妥協してくれ・・ドルチェット・ダルバ・プリアヴィーノ[2004]750ml
ロベルト・ヴォエルツィオ ドルチェット・ダルバ・プリアヴィーノ [2004] 赤

なんと3年ぶりリリース
2001、2002は満足するまで葡萄が凝縮しなかった。
2003はドルチェットダルバらしくないということで
造られなかったロベルト・ヴォエルツィオのドルチェットダルバ。

「一切の妥協を許さない」
ロベルト・ヴォエルツィオの生育する葡萄は
通常ワインとして育てられる葡萄の約半分しかありません
それは自然の範囲内での果汁を凝縮させる為!

しかし彼のワインはゴツゴツしているわけではなく、
むしろ非常に濃密で柔らかい・・・。
それはこのドルチェット・ダルバにも現れております。
果実味豊かで奥深い味わいが楽しめます。
毎年リリースされるわけではないので、レストラン泣かせともいえます。

ロベルト・ヴォエルツィオ
「バローロボーイス」の旗手としてワイン専門誌での特に高い評価を得ているロベルト・ヴォエルツィオは、1985年に創設した新進気鋭の醸造家です。
バローロ渓谷のラ・モッラ村にある3つの有名なブドウ畑に、合計約4haのバローロの畑を所有し、その土壌の資質を最大限に引き出したワインを造りだしています。
異常なまでに作付けあたりの収穫量を押さえることにより、凝縮感のあるブドウを収穫するところから始まる彼のワイン造りは、80年代後半には多くのピエモンテの生産者に奇異の目で見られていました。

しかしながら今日多くの優秀な生産者がブドウの凝縮感に注意を払う現状を見ると、彼のその実直な姿勢が正しかったことを裏付けています。
非常に洗練されたエレガントさと深みのある味わいを持つ一貫した彼のスタイルは、イタリア国内はもとより世界中で人気の高いワインとなっている上に、バローロの生産量も合計2500ケースしかない為、イタリア国内でも入手の難しい生産者の一人と言えます。

凝縮した質のよい葡萄を造るため、不必要な葡萄をどんどんカットしていくロヴェルト・ヴォエルツィオ氏。
この作業で1日40kmの距離を歩くとか。

「パーカーズ・ワイン・バイヤーズ・ガイド」で、ロバート・パーカーJr氏は、
「ピエモンテの私のお気に入り。現代的な樽熟成の手法と伝統的な手法を総合したスタイルを代表している。ジョバンニ・コンテルノやブルーノ・ジャコーザのような伝統的主義者を満足させるに充分な構造と強烈さを示す。」
と語っています。

バローロ “チェレクィーオ”[2001]/ロベルト・ヴォエルツィオ

2000ヴィンテージ最後の良ヴィンテージ!バローロ・ロッケ・デル・アヌンツィアータ・トッリリオーネ[2001]
ロベルトが新たに手がけた畑はラ・モッラ村デ最大の広さをもつ、アヌンツィアータの中でも唯一南西斜面に位置するトッリリオーネの区画で、もっともこの村の信条であるエレガントな酒質をもつといわれる。
2000年がプリマアンアータで5500本を生産。
2000ヴィンテージはスペクテイターで100ポイント獲得!